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知る人ぞ知る、徳島の“喰人(クラウド)”こと、佐野君による「本当にうまいもの」を紹介するコーナーです!

知られざる名店、地元人しか知らない珍味など、徳島にはまだまだ私たちの知らない「うまいもの」があふれている! 本当は教えたくないあの店、この店、あの味を、プラス読者にだけ教えます! 今回は徳島特集ということで、一気に三店舗のご紹介!徳島の美味いもん、召し上がれ!

お久しぶりぶりです。喰人のコーナー! 今回は記念すべき十喰目!なんと3店舗御紹介しちゃいます。

まずは、ここ「天龍」さん。

徳県は練り物屋さん(蒲鉾など)たくさんありますが、 天龍さんの竹輪 ゴマ天 フィッシュカツ 旨い

ですよ。

買って家に持ち帰り竹輪をかじりながら、

オープントースターでフィッシュカツを程よく焼いて 1センチ位にカット。

そして僕はマヨネーズ&ポン酢&一味唐辛子を混ぜて チョンと付けて頂きます。

ビールビール!

ゴマ天は同様に焼いて良し、おでんに良し、小松島に行きたくなったでしょ。

2店舗目は「焼き鳥屋 一安」

ここの主の福ちゃんとは、長い仲なんですが

色んな屈強を乗り越えてお店を再開出来たんで紹介します。

お薦めは、焼き鳥(当たり前)と、鳥鍋。

はっきり言ってここの鳥鍋何で出汁を取っているか解らない。

白湯スープなんですが、(貝の出汁?が入っているような・・・?)

量も良い感じですし。癖になる味だ。

福ちゃんは、耳が聞こえにくいので、大きな声で大きな心でオーダーしてあげる紳士な人行ってみては?

 そして3店舗目は「インドラ」さん。

8年前位に初めて行って食べた時、衝撃でした。

グラタン皿のような鉄の皿に乗ったカレーと、別皿にご飯。

一般的なカレーに比べるとルーが少ないと始めは思ったんですが、

非常に濃厚なルーで 少しスプーンに取りご飯にかけて食べると、きれいに完食。

徳島のカレー屋さんでは唯一無二のスタイルのカレーなんで、

喰らったことの無いカレー好きは食べてもらいたいねぇ!

自らの足で捜し、見つけてこそ価値がある…!クラウドでのお店情報はヒントのみのご紹介ですっっ

【お店への場所ヒント!!】

1.天龍蒲鉾 南小松島駅近く。 南小松島駅を背中に正面の道の交差点の角。営業時間午前8時〜午後5時。日曜定休。

2.焼き鳥屋 一安 秋田町アークビルの裏手に回り 子富モータープール手前っっ!!火曜日定休。夜6時頃〜深夜2時頃まで営業中!

3.インドラ 営業時間 11:00~20:00(L.O.19:30)土曜定休 貞光です!!国道192号線伊予街道沿い。 美馬中央橋越えてすぐ

 

 

 

 

 

 

 

 

 

P.S インドラの近くには「大統領たぬき」がいました!

小畑友紀作の大人気コミックを前・後篇で映画化した『僕等がいた』の三木孝浩監督スペシャルインタビュー

―原作ありきで、しかも小説ではなく、絵がある漫画を実写化するにあたっての、難しさやこだわりを教えてください。 



漫画原作の映画化って、原作ファンにとってはどこまで再現しているのか、配役もそうですし、気になるところですよね。パターンとして、あえてテイストを変えて実写にするという変化球を投げる場合もあると思います。でも、この「僕等がいた」は、発行部数が1200万部突破している程支持されている漫画なので、ファンを裏切りたくないなと思いましたね。とはいえコミックス16巻もある話を、前後篇あっても全エピソードを入れられないので、どこをチョイスすればファンの皆さんが見て納得できる「僕等がいた」になるのかと、すごく考えましたね。

―この「僕等がいた」は少女漫画ですが、少女漫画は普段から読んでいましたか? 



あんまり…というかほぼなくて、記憶にあるのが小学生か中学生の時に妹の「りぼん」 を読んでたくらいです。「ときめきトゥナイト」や「お父さんは心配性」とか(笑)。あとはコミックスで「動物のお医者さん」を読んだことがあるくらい。だから今回こんなにがっつりとラブストーリーを読んだのは初めてで、カルチャーショックでしたよ。読み方がすごく難しかった。これはキャラクターの台詞だ、と思っていたら、いつの間にか心の声になってたり、グラデーションがかかるというか、少女漫画には独特の作法がありますよね。短歌や俳句に近いなと思ったんですよ。心が動いた瞬間背景がキラキラしたりとか、決めカット=季語 みたいな(笑)。独特の世界観、美しさがあります。

―2010年に監督された「ソラニン」も漫画原作ですが、「僕等がいた」の雰囲気は全く違いますね

「ソラニン」は、ものすごく背景を書き込む漫画なんです。作者の浅野さんも、 キャラクターを俯瞰で見ているというか、ちょっと客観的に見てるんです ね。逆に「僕等がいた」は、背景やディテールじゃなくて、キャラクターの心の揺れをすごく細かく描いているので、感情に寄り添うように、カメラワークもキャラクターに近く、アップも多い。距離感をものすごく意識して作りましたね。それはこの映画を作っていく上で、僕が出した一つの答えでもありました。

―ラブスト―リーだけではなく、困難な出来事が次々と起こり、まるで昼ドラのように主人公達を苦しめますよね。読まれたときどう感じましたか? 



 確かに展開は目まぐるしいのですが、いわゆるケータイ小説のようなインスタントな恋愛観じゃなく、そこには脈々とある純愛がある。そこが面白いなと思ったんですよ。6、7年もずっと想い続けるって、逆に今どき無いじゃないですか。でも、心のどっかにそれを実は願望として持っていて、真実の愛とか、運命的な出会いとか、みんなどこかしらで求めてる部分があるのかなと。それがファンタジーとして「僕等がいた」が支持されてるんじゃないかなと思います。

―「ソラニン」も「僕等がいた」も共通して「人の死」というものが関わってきますが、「死」を表現することは難しくなかったですか? 



 でもそれも実は日常なんですよね。もちろんショッキングに描く部分もあるんですけど、人が生きていく中で死は隣り合わせにあるというか…。「誰かを失う」って、関係性を失うとか、連絡が途絶えるとかにも言えると思うんです。劇中でも竹内が七美に「会えないってことは、残された人間にとって、死んでしまった人間とどこが違うんだろう」って言うんですが、同じなんですよね、結局。人と人との繋がりや、付き合いの中で、何かを失う喪失感や、そんな時、人はどういう感情 になるのか、っていうところは、興味を持って描いているかもしれません。

〈後編に続く〉

映画『僕等がいた』映画公式サイト http://bokura-movie.com

三木 孝浩(みき たかひろ)

1974年8月29日 徳島県出身。血液型B型。
早稲田大学第一文学部卒業。これまでにZONE・ORANGE RANGE・YUI・K・UVERworld・いきものがかり・FUNKY MONKY BABYS等、多数のミュージックビデオ、ショートフィルム、CMを手掛ける。2010年、自身初の長編監督作品となる映画『ソラニン』(宮﨑あおい・高良健吾 主演)が大ヒット。2012年春、『僕等がいた』(生田斗真・吉高由里子 主演)前篇・後篇が全国ロードショー。

三木孝浩オフィシャルサイト
http://www.takahiromiki.com
http://www.stardust-directors.jp